先日の帰り道、東京にしては珍しく霧が出ていました。
哲学堂公園交差点の角にあるレストランの前を通ると、経営者のジャンさんと目が合ってしまい、ついフラフラと立ち寄りビールを一杯。
そんな誘惑もありの楽しい毎日ではありますが、日中は何が何だか、わやわやな状態で撮影が続き、お客様にはご不便とご迷惑をおかけしております。
さすがにもう「引っ越しの片付けがまだでして、、。」なんて言い訳できないし。
いま、助手が居ない状況での撮影も多くて、立ち会って下さるお客様にコーヒーをお出しするのさえ忘れてしまう体たらくぶり。。
久々に機材の話ですが、そんな最近の僕にとって、現場での力強い味方がこれ。
セコニック社のスタジオ・デラックス。(通称スタデラ。)露出計です。
(ご存知の方は多いかと思いますが、今もお使いの方は中々いらっしゃらないのでは。)
僕は一眼レフなどの露出計内蔵のデジタルカメラを滅多に使わないので、別途このような露出計というものが必要になります。
これはストロボ光では使えず、自然光を測る時のみ使います。
窓からの光で撮る時、デジタルタイプのメーターだと、いちいちをスイッチを押して計測しなければいけないのですが、これだとセットの近くに置いておけば手が塞がっていてもチェックできる便利な代物。
学生時代、初めての写真のアルバイトで手にしたお金で購入しました。
ずっと使ってなかったけど、約25年ぶりに第一線に復帰。
歴代のアシスタント達の前で僕が露出計を使うシーンなんてなかっただろうけど、環境も変わって原点回帰。
基本に忠実に作業しています。(事故や失敗の防止にも繋がるので。)
四半世紀経っても使えるっていうのは凄いけど、元来僕らの仕事の道具って、そういうものじゃなかったでしたっけ。
ぐちぐち。。
モデリングランプのワット数からのストロボ光の計算式があったんだよなーフラッシュメーターなくても出せるんだ・・・1秒で・・・なんだっけw同じワット数(モデリングとストロボ光)なら1秒で合うんじゃなかったかな。道具はシンプルなものが一番長持ちかも知れません。スタデラ、がんばって。
まつむらさん、その計算式に興味があります。判ったら是非教えて下さい。スタデラはあの頃から使い続けている、数少ない機材のひとつです。まだまだ働いてもらいます。(笑)
計算式なんてものではなかったですね、単位がWSなのでワットセカンド、1秒での光量だと思います。Pro2のモデリングが暗すぎたので300wのタングステンランプで代用した事があったかと。ストロボ1200WSにすると1/4秒での絞りが出たんじゃないか・・・という記憶です。モデリングも今は明るいのですからね~是非試してみて下さい。(ロケ中フラッシュメーターが壊れた時に頭を絞った結果だったかな~^^;)