元々、仕事以外でカメラを手にする機会が少なかった僕ですが、8年前にライカM7というフィルムカメラを手にして以来、作品やプライベートの写真を多く撮るようになりました。
最初は露出計の癖も掴めず、なかなか馴染めませんでしたが、次第に仕上がりの深みにハマってしまい、自分の大切な道具のひとつとして使い続けています。
上の画像、僕のfacebookのページによく出てくる眺めですが、写真に付されたメモには「2006.03.14」と記されています。
里帰り出産のため埼玉の病院に入院していた妻から、破水したので病院に来るようにと夜中に連絡を受け、翌朝自宅から撮影したものです。
「君が生まれた日はこんな朝だったんだよ。」と、伝えたくて撮ったのを憶えています。
そしてその日の夕方に長女が誕生。
予定より一ヶ月早く出て来てしまったので、ガラス越しの初対面でしたがライカで何枚か撮影しました。
感動と興奮のために最初の一枚は手ブレしてしまったものの、その時の高揚感が表現されているようで、家族にとってかけがえのない一枚となりました。
今日であれから7年。おかげさまで親の期待通り、元気で明るく育ってくれています。
ホワイトデーだというのに色気の無い話ですいません。
ご令嬢様のお誕生日おめでとうございます。
健やかなご成長を祈念いたします。
ちなみに小生の仕事の相棒も3月14日生まれです。
一枚の写真が時間を経て大切な宝物になる。
記念写真とはそういうものだと再認識いたしました。
ありがとうございます!家族写真の枚数はめっきり減ってしまいましたが、あらためて写真の大切さ、楽しさを再認識しています。未だお目にかかっていませんが、相棒のFさんにもよろしくお伝えください!