Takasaki Seminar。

課題撮影中のI君。

今年に入ってから「教育」に縁があります。
僕自身が日本写真学会に入会したり、「日本の写真文化を海外へプロジェクト」の勉強会に参加するなど、週一のペースで何かしらのセミナーに顔を出しています。
そして学ぶばかりでなく、教える機会も随分増えてきました。

一昨年から専属のアシスタントがいないので、若手に直接指導する機会が減りましたが、巣立って行ったみんなが第一線で活躍している様を見ると「僕の下で多少は何かを学んでいってくれたのだ」と自信に繋がります。(各自の努力の賜物であることは勿論のこと。)

そして、今年の冬に遠方から僕に会いにきて下さったI君。
アシスタント希望でしたが、残念ながら条件が合わずスタッフとして迎えることが出来ませんでした。ですが、僕が月に1回、ゼミを開催してスタジオワークの基礎や撮影技術を指導しています。

お客様から受注した仕事の現場で「勉強する」というのは、筋違いだと肝に銘じていますが、ここではまさに「勉強」そのものです。お互いの貴重な時間を削っての勉強会なので双方真剣そのもの。教えるのは、あくまで写真ですが「作法」「礼儀」「尊重」は何事にも基本なのだと、教えながらも改めて思い知らされます。

大判カメラの仕組みを学ぶには、これで充分。

気がつくと研究生(受講生)も3人に。
いまは丁寧に教えていきたいので少人数制ですが、そのうち僕のノウハウやイズムを大勢に教えることが出来たらと嬉しいですね。

僕のクライアントでもある「パルファン・サトリ」の大沢さとりさん主宰の「フレグランススクール」のメンバーコミュティサイト内でも「Takasaki Seminar 出張編」と称して、「香り」にまつわる写真教室としてコラムを書かせて頂いています。
http://parfum-satori.com/jp/school/
(残念ながら僕のコラムは会員専用のサイトの中ですので、ご覧頂くことはできません。)

そんなこんなで、仕事は仕事を呼ぶのでしょうか。講師のお話が他からも、ちらほらと。
次のステップに進む前触れなのでしょうか。
何事も「来た玉は打ち返す」姿勢で挑みます。

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