香水。

Parfum Satoriのイリス・オム

先日、あまりの暑さにメゲてしまい、クライアントからの帰りにタクシーを利用しました。(荷物が多かった事を自分への言い訳に。)

行き先を告げて暫くすると、「お客さん、良い『かお』してますね〜。」と運転手さん。
「いや、そーでも無いっスよ。。」と照れていたら、こっちの聞き違いに気付いたのか「『顔』じゃなくって『香り』ですよ。。」と指摘された。。
な〜んだ、そんなにはっきり指摘しなくても良いのに。でも間髪入れずに訂正してくださったからバツの悪さはありませんでした。。

で、何の話かというと僕がつけていた香水の話です。

タクシーの運転手さんは常に密室空間にいるので、「香り」には嫌な思いをさせられる事がほとんどだそう。酔っぱらいや、香水がキツい人の匂いは窓を開け放しても消えない事が多いんだそうな。だから、香りに関しては無臭のお客様が一番有り難いらしい。
でも僕が使っていたフレグランスに関しては瞬時に「良い香り」だと思ったそうです。

僕はデパートの香水売り場の充満した空気が苦手だし、お風呂に入っても匂いが落ちない気がして、普段香水の類いを付ける事が稀だったのですが、さすがにこの酷暑の中、相手に不快感を与えないように時々使うようになりました。

それも或る仕事で出会ったパルファンサトリの香水に出会ってから。
(日本で調香師としてオリジナルブランドをお持ちなのはこの方だけだそうです。)

僕は広告業界人の端くれなので、こういう場で特定の商品を宣伝することは憚られるのですが、1ブランドの宣伝というよりは「日本の文化」のご紹介という意味で、敢えてここに掲載させて頂きます。
http://parfum-satori.com/

僕と似た理由で香水に興味の無かった方にも是非お薦めです。
海外のコロンのようにキツい香りで主張するというより、日本の気候に合わせて調合され、周囲に調和しながらも特別感のあるラインナップが揃っています。

僕が使っているのは「Iris Homme (イリスオム)」という商品。
でも、他にも「合歓(ねむ)」や「苔清水(こけしみず)」という気に入った商品もあるので余裕があれば、その日の気分に合わせて使いわけたいところ。

これまた偶然で、パルファンサトリのサロンも僕のアトリエと同じ道沿い。
新宿に材料の購入に行く度、お邪魔してしまっています。
つい、時間が経つのを忘れてしまう、大好きな空間なのです。

(最近サボってばかりなのが身内にバレてしまう。。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>